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1:「馬場徹」とお好み焼き屋さんに行くことになりました。どっちが誘ったの? これはどういうシチュエーションで書くべきなの?(真顔)とりあえず出会いとか、仲良く?なる?経緯?とかまで考えていたらキリがァー、ないのでェー?わたしは普通に今とおんなじ23歳のOLで、馬場とは知り合いの知り合いのそのまた知り合いとかそういう流れでいこうと思います。打ち解けていない状態で奴とお好み焼きに行く状況がまったく!!想像できないので、それなりに付き合いは長い設定で。そうなりますとわたしから奴を誘う境遇はありえないと思うので!ありえないと思うので!(大事なことなので2回言っとく)稽古場がたまたまぼたもちの職場の近くだった馬場にメールで「今M黒にいるからメシ付き合って。マサからお好み焼きの旨い店教わった。母さんと親父、今日旅行」と言われて、しぶしぶぼたもちが付き合ってやる、というアレでお願いします。しょうがないしょうがない。しょうがない状況だよね。 2:その時の様子を詳しくどうぞ! 「おつとぅーす」(寒いので、ウィンドブレーカーに口許までつっこんでる馬場) 「……。ごはん食べたいなら、事前にちゃんと連絡しておいてよね。今日はたまたま何も予定入れてなかったからよかったけど」 「なーにが。もち、オトコいないじゃん。いつだってフリーじゃん?そーいうもちをひとりにしないようにっていう、優しい俺の気遣いじゃん、これ」 「殴られたいのかあんたは!!!」 「やだ、痛いから。とりあえず寒ィよ、早く行こ。あっち」 「キー!!!!!」 リアルにこういう会話になりそう。むかつく。とりあえず馬場は絶対私にタメ口だと思います。そこへ直れ、フルボッコにしてやる。 3:お店に到着、そして注文を済ませた2人。ところでどっちが焼くの? 一応年上ってこともあって、しぶしぶボウルに手を伸ばそうとしたわたしの前から、長い腕が伸びてかっさらっていく図がありありと浮かびました。 「……何よ」 「いいよ、もち不器用なんだから。俺焼く」 「は!?ちょ、あんた何見てそういう結論になったわけ!?言っとくけどあたしこれでも女だし!社会人だし!てゆかあんたそんな別にあたしが何かしてるとことか見たことあるわけじゃないでしょ!」 「クッキー作ろうとしてオーブン爆発させたんだって?」 「なんで知ってるの」 「おばさんから聞いた。家庭科、ずっと2だったらしいじゃん?ちなみに俺、高校でも中学でもずっと5だから。あと裁縫やると指を血だらけにするのも聞いたし、ベビースターラーメンの袋開けようとして失敗してベビースターの花火打ち上げたのも聞いたし、お茶の葉っぱを袋から缶に移そうとして8割零すのとかも聞いた。んな漫画みてーなこと素でやる奴初めて聞いたし。だから俺やる。俺腹減ってんだよねー。焦げてないの食いてーし」 「……………(言い返せない)」 4:相手が焼く場合、お好み焼きを焼く「馬/場/徹」を見ながら貴女は何を考えてるの?自分が焼く場合、お好み焼きを焼く貴女をを見ながら「馬/場/徹」は何を考えてるの? 何をって…。さあ…。多分、馬場の焼き方の小器用さにイライラして見てると思います。ほんとに私より上手そうだからうぜえ。 「(焼きながら)こないださー、立海キャスみんなでマサんち行ってさ。あ、ジュッタだけは撮影があったから来れなかったんだけど、そんときお好み焼き食ったわけ。兼ちゃんがホットプレート持ってきてくれたから。ほら、マサ広島だからさ、地元。焼き方とか超こまけーの。まああいつは大概なんでも細けーけどさ、もーそん時は特にミッチリしごかれてさー。参ったよ。ヘラの角度とかまでだぜ?どうでもいいっての」 「……それでさっきからあんた、いちいち腕の高さを気にしてるわけ?」 「は?……(腕を下ろす)見てねえし」 「いや見てるでしょ」 「見てねえよ」 「見てるってば。何がどうでもいいんだか。立派に影響されてるんじゃん。あんたあれよね、ガウチくんのこと、なんだかんだいいながら結構尊敬してるし好きよね」 「はっ?」 「素直じゃないの。そーういうところが子供だって言うのよ。ほら、続き焼いて焼いて」 「……………」 多分奴はマサくんに聞いたやりかたで上手く焼けたものをわたしに食べさせて、どーだ見たか!とわたしに思い知らせてやりたかったんだろうけど、なんかわたしの結論が違う方向にいったので複雑な心境でいると思われます。(棒読み)別にマサに影響されたからじゃなくて、あんたに美味しいって言わせたいからこうしてるだけなんだけどと言いたいけど、意地が勝って言えない馬場。そういうところが子供っぽい。イラッ!! 5:焼けたみたいなんで食べましょうか。「はい、あーん」とかやっちゃえば? 「もち、はいあーん」 「は?ふざけてんの?」 「ふざけてます」 「うっざ!!さっさと食べなさいよ」 「あ、じゃあ食べさせてよ。これは本気なんだけど、わりと」 「………あんた、若いのに発言がこの上なく親父よね。さっさと食べたら、冷めるから」 6:やらないの? 「ノリ悪ぃよなあ、もちって」 「なによ、いきなり」 「そんなんじゃいつまでたってもオトコ出来ないんじゃね?こういうのってさあ、ほら、その場のテンションに任せて上手くやらねーとさあ。ノリってのも大切なんじゃね?」 「……あんたに言われなくたってわかってるわよ」 「(……あれ?)」 男の子相手にノリが悪いのはぼたもち自身すごく気にしてるしコンプレックスなので、馬場にそれを指摘されたらたぶんものすごい腹が立つと同時に、どうせつまんない女よ悪勝ったわね、ってなると思います。それでブスッとして無口になるわたしに、内心であっやばかったかもと思う馬場。でも謝れない、ガキんちょでプライド高いから。そのかわりやたら饒舌になってわたしの機嫌を取り始めるんじゃないかと思う。それが10分ほど続く頃になって、しょうがないからぼたもちが折れてあげるのです。目に見えてホッとする馬場、それを青いやつ、と思ってコッソリ笑うぼたもち。ふたりの基本姿勢はそんな感じかなと。エッ、エッ!(咳払い) 7:ところで飲み物を鉄板の上に置くと危ないよ。 「すいませーん、生中もう1杯」 「お前、未成年目の前によく飲むよな…っていうかあぶな!ジョッキ鉄板の上に置くなっつの!」 「ば、わ、わかってるし!いちいち指摘しないでくれないそんなこと!!」 ぼたもちは男の子に自分のアホさを指摘されるのがすごい嫌いです。(真顔)女の子だったら笑い話にできるけど、男の子に言われたらなんかすごいむかつく。逆ギレする。 8:食べながらした会話を教えてください。 「………(もぐもぐ)」 「…どぉ?」 「…別に。美味しいけど」 「えー!!何だよそれ、リアクション足りないんじゃね!?もっとさあ、おいしかったわばーちょんまた連れて来てね☆とかそういうあれはないのかよ!!」 「声変えないでくれないきもいから!!普通に美味しいわよ!仕事帰りにまた同期の子と来てもいいかなって思ったくらいには美味しいわよ」 「………同期って男?」 「…さぁ?どっちだと思う?」 「…………(ムッツリ黙りこむ)」 「(…はーあ。わかりやすいんだかわかりにくいんだか)」 (15分後くらい。そろそろ店を出ようかって頃になって) 「…あのさあ。さっきの話なんだけど」 「は?なに?さっきのって」 「だから!同期とここ、また来るーとか、そういう…」 「ああ、それね」 「――あのさ。俺、しばらく稽古場ここだから。火曜と金曜」 「は?そうなの?なんだ、今日だけなのかと思ってた」 「違う。火曜と金曜は来てる。だから、ここでメシ食って帰るとき、メールちょうだい。俺もする。誘う。メシ」 「はぁ?いいよ別にそんなの。こっち、仕事終わる時間マチマチだし、あんたもそうでしょ?それより共演の子達と行きなよ、それこそガウチくんとか」 「マサはいいの!!いいから、絶対メールちょうだい。もちのが俺より遅かったら待ってる。もちのが早かったらマネの車でかっとばして行くから待ってて。同期の奴なんかより、気心知れてるやつのがいいだろ。もち、人見知りなんだからさ。ノリも悪いし」 「……あんたねえ」 「だから、絶対メールしろよ!絶対。これ、ルール。違反したら許さねーかんな」 「破ったらどうなるの?」 「…………ハリセンボンのます」 「ブッ」 不覚にも、ツボにはまったぼたもちが笑い終えるまでに5分はかかると思われます。その間、たぶん馬場は憮然としてそっぽを向いてて、でもちらちらこっちの反応を気にしてるんだと。ほんとうっぜえ!!!! 9:帰りは手をつないで帰りましょう。ルールは絶対です。 「………そういうルールらしいけど?」 「あー、俺、無理。こないだこのあたりでファンの子に会っちまったことあるから。身の回りは綺麗にね、っと」 「……あっ、そう。」 「あ、なに、今、ちょっと残念と思った?思ったっしょ?もち、わっかりやっすー!!」 「アーほんとうっざい!!!!消えてくんない!!!!?(蹴り倒す)」 以上です。ありがとうございました。(無表情) あとがき何も言いません。できごころだった。 |