ぼたもちの所属してたサークルはサークル棟に部屋がなかったので、ぼたもち自体はたてものにあまりお世話になってないのですが、1年の頃からサークル棟のめっちゃんこカオスな雰囲気がすごく好きで、一度探検してみたかったんです。ビラの貼りすぎでぼろぼろの壁だったり、なんのためにあるのかわからないドアだったり、階段だったり、ペンキの落書き、つぶれた荷車、寝泊り用のオンボロソファーに、灰皿代わりのアルミ缶。そこかしこから歌声だったりシャウトだったりバンドの演奏だったり琴の音色だったりが響いてきて、時には発声練習の意味不明な早口言葉や、政治論争の熱いディベートの様子まで聞こえてくる。たてものの端から端までが、学生が数百人日々自堕落に好き勝手に常駐しまくった結果、たいそう素敵な具合に荒れ果てています。サークル各部屋の中は、またよりいっそうカオス!友達のツテがある5、6個のサークル部屋しか入ったことないですが、どこもオールごみためです。でもその荒れ果て具合がすごく味がある。部屋のみんなも、そのめちゃくちゃっぷりが気に入っているし過ごしやすいって言ってました。ガキの頃、大人たちに隠れて作った秘密基地に感じた高揚感に似たものが、サークル棟の中にはあふれている気がします。

そんなカオスなサークル棟を舞台にした、大学生な82をいつか書いてみたいです。経済学部の学生で、「国際経済討論学会」に所属してる柳生さんは、サークル棟4階の「インテリ・フロア」の住人。(※インテリ・フロアには、いわゆる学会系のサークルの会室がのきを連ねており、勤勉な学生ばかりが集まっている)ある日柳生さんは学会のユーレイ会員の仁王くんから会費を取り立てるために、サークル棟2階の「アーティスティック・フロア」に足を運ぶことに。仁王くんが掛け持ちして所属している、「海洋写真同好会」の会室を訪ねるためです。(※アーティスティック・フロアには、美術・陶芸等の芸術系サークルの会室がある)「海洋写真同好会」は仁王くんしか会員がおらず、狭くおんぼろの会室には会議机とパイプ椅子がひとつ、壊れたソファー、あとは暗幕で囲われた簡易暗室があるだけです。仁王くんは大概、ソファーの上か暗室の中で寝ている。
仁王を訪ねて初めてアーティスティック・フロアにやって来た柳生は、お世辞にもきれいと言えないフロアの床や廊下、会室内のカオスっぷりに最初は辟易するのですが、仁王と言葉を交わすうちに、だんだん彼や彼の纏う空気、自由奔放さに惹かれていくようになる。けど飄々としていながらも、どこか年相応ならぬ影を持つ仁王。その影を解き明かす鍵になるのは、フロアの最奥部にひっそりと飾られている、かつて仁王が撮ったという夜の海の写真だった――。

みたいな。ぶっちゃけ謎がどうとか言いつつ何も考えてないんですけどね!(笑顔)何か詳細なネタが思いついたら、いつか書いてみようかなと思います。

あとがき


ブログがサイトになり、うっかり82にはまった頃の日記。でもこれはいまだにちょっとあついネタ!わたしは自分の大学のサークル棟が好きすぎる