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<カップリングバトン 手塚×さちこ編> 1・まず、指定されたカップリングはなんですか? 手塚×さちこ!!てづさち^^ 2・あなたの考えるそのカップリングの傾向は? きまじめ天然×きまじめ天然 同属性傾向。ツッコミがいない、という点において非常に秀逸なカップリングだと思っています。それでいて「あなたってボケ?ツッコミ?」って聞いたら、ふたりがふたりとも「どちらかといえばツッコミです」ってわりと自信持って答えそうなところがなんていうかかっこわらい^^手塚のその回答を聞いた大石が、微弱にほほえんだあとそっと胃の腑のあたりをおさえる光景が目に浮かびます。そしてそんな3人を乾がなまぬるい笑顔で見守って(※傍観して)いる、きっと。乾って基本的に親切な人間じゃないと思うんですよね。 3・そのカップリングのどのあたりがポイントですか? 繰り返しますが、同属性×同属性であるところ。きまじめちゃんで天然ちゃんで頑固ちゃんでぴちょんくんです。最後のフレーズは言ってみたかっただけ。 ぼたもちは日ごろ火と水、陰と陽、北海道と沖縄といったように???わりと攻めと受けの間にガッツリ落差のあるカップリングにごろんする傾向にある人間ですが、このふたりが同じ感性同じペースでゆっくりひなたぼっこしている光景には、なんというかどんな人間も無条件で降伏せざるをえない。目の前で朱鷺のヒナが誕生したときには、人はきっとこんな気持ちになるんだと思っています。(真顔)無駄を嫌い、謙虚で堅実な2人組なので、デートでは余計な言葉もなく、会話もなく、ただゆっくり同じものを眺めて時間を過ごす感じ。何事も飾らってこそ!の華美傾向の跡部とかからしてみたら「地味なんだよ手塚ァ!!!!!(o゚Д゚)=O三★)゚◇゚)」ってなる情景でも、このふたりにとっては沈黙もすごく雄弁な空間です。プレミアムなネスカフェ。あ、言ってみたかっただけです。このように言いたくなったらすぐ口に出すぼたもちとは正反対で、思ってることの8割くらいは言わないところもふたりして同じだし、言わなくてもいいよね、と思う範囲も同じだし、でも黙ってるからって何も考えてないとか話したくないとかそういうわけじゃないのもわかってる。あ、でも沈黙してるときの1割くらいはたぶんほんとにただボーッとしてるだけです。たぶんその比率も似てる。(笑)そういう、一緒にいるのがピタッとはまるみたいに自然なところ!がいいです。 4・告白したのはどちらから、どのようなシチュエーションですか? まずふたりが親しくなる状況として、わたしは同じクラス設定でも幼馴染設定でもなく、生徒会説!!を推します。そして告白は夕暮れの生徒会室ヒャッホウ!これゆずれない!諸説だめ、ぜったい! 手塚が言わずとも知れた青春学園稀代の名生徒会長であるならば、わたしの愛するカトレア・さちこはその稀代の生徒会長の脇をかためる、書記とか経理だったらいいと思います。たまらんよだれ。しかも別にさちこは立候補してそうなったとかじゃなくて、クラスHRで委員会を決めるときにボーッとしてたせいでなんとなくそれに決まっちゃってた、とかそういう経緯がリアルだと思う。なんか気がついたらいつの間にか自分の名前が経理の下のところに書いてあって、…あれっ?て思うんだけど、数十秒考えたすえに、「………………いいかあ」みたいになる。こういう、他の子たちが殺気立って何かを取り合うような場面でこそ、1割の本気ぼんやりを発揮するのがさちこが天然であるゆえんです。 さて、妄想はいります!!(鼻息)それまでさちこと手塚は同じクラスにもなったことがなければほかにかかわる接点もなく、さちこのほうが一方的に「あ、テニス部の手塚くんだ」って知ってるくらいである、というのがジーザスクライストスーパスター!!ニュアンスでどうぞ。いざ同じ委員会で働き始めたとしても、ふたりとも仕事中に無駄口をたたく性格じゃないため、たぶん顔合わせから数カ月はあいさつしかしたことないくらいの仲な感じがする。そんなふたりの関係が激変するのは、夏休みの終わり、晩夏を推します。来月に迫った学園祭の準備であわただしい生徒会室の中、生徒会長であると同時にテニス部の部長でもある手塚は、ほんとにきりきりまいで多忙でしょうね。早朝に自主登校したら生徒会室の鍵を開けて資料と仕事の分担表をまとめて指示を出し、ほかの生徒会員たちがぽつぽつ登校してくるころにはジャージに着替えて朝練に参加、昼休みにはまた生徒会室に戻ってきて仕事の進行具合を確認して再度の指示を出し、ダッシュで弁当を食ったら猛暑の昼練に参加。日が暮れて部活が終わって、じゃーこのあとはみんなでマック寄ってこうぜーなんて桃が言い出しても、手塚だけはどうしてもまた生徒会室に帰らなければなりません。彼の認可がなければ進まない事項が、山のようにあるのです。他の委員たちは基本的に、遅い時間に戻ってくる手塚に合わせてそれらの案件をやっつけ、夕方前には帰ってしまうのが普通になっていて、手塚が部屋に戻る頃には生徒会室は無人、ということもざらにあるような気がします。この日の手塚はいつもよりちょっとだけ疲れてて、眼鏡を外してちょっと眉間をもんだりしながら、無意識に長くゆるい嘆息なんかついちゃったりするコンディションです。彼は疲弊しても、他者や他の何かにその苛立ちをぶつけて発散したりする、ということは思いつきもしない人間なので、疲れてるときは疲れてる自分を知覚して、そうかって思って、それでおしまいです。自己完結型。 そんな手塚がいつものように生徒会室のノブをひねってドアを開けたとき、その日は予想外にそこにさちこがいるといいです。ちょっと窓とか開いてて、夕焼けのオレンジ色に頬が染まってたりすると激!さいこう。なんでかよくわかんないけど、その淡い光に照らされた横顔を見てはじめて、日頃は意識してなかった彼女の線の細さに虚をつかれる手塚。たぎる。(俺が) 思わず立ち止まっちゃった彼の動揺に気付いているのかいないのか、さちこは大きくも小さくもないリアクションでちょっとだけ笑って、「おつかれさま」、と言います。無愛想なわけではなく、でも余計なことは何も言わない自然体の優しさとか存在というものが、さちこの魅力!!!「…まだ残っていたのか」と声をかける手塚に、「うん、予算のまとめがまだだったの」と紙面から目を離さないまま静かに言って、プリントをまとめていくさちこ。カリカリと、シャープペンシルが紙をすべる音だけがしばらく響きます。その「誰かがいる」自然な存在感に、なんとなく、きつく張っていた肩の力が抜けていくことを感じる手塚。またいい具合にここで窓から風がね!入ってきたりするんですよね!! しかしそんなセンチメンタルな手塚をよそに、さちこは5分少々でプリントを仕上げ、手塚に提出して「じゃあ、また明日ね」とさっさと帰っていきます。クールブルー!!!残された手塚は、しんと静まった部屋にひとり、ふっと息をついてさちこのまとめてくれたプリントをパラパラと確認していくのですが、そのね!プリントの最後のページがね!手塚が朝や昼に「あとで俺が集計する、それは後回しにして先にこっちを仕上げておいてくれ」って何気なく他の委員に言った案件とかが、静かにさりげなく終わらせてあるといいと思うんですよね!!手塚はこういうさりげなさにものごっつい弱いタイプと見た。そのうえ他の計算とかもまた丁寧で、すごく繊細に仕事がしてあって、今まで意識しなかったさちこの仕事や言動に、この日以来なんとなく興味をもつようになる手塚です。笑うと目がすこし細くなるところとか、くろぐろしてサラリとした髪とか、クールだけどちゃめっ気があるところとか、細いのに食いしん坊なところとか、今まで見てたようで視界を通り過ぎていくだけだった彼女を構成する情報が、手塚の中で徐々に意味を持ち始めます。長い!!息切れしてきました。 そうしていよいよ文化祭が近付いてきた夏休みの終わりころ、いつものように部活後に生徒会室に戻り、この日も残っていたさちこと2、3言葉を交わす手塚。でもなんかこの日だけはちょっとさちこの様子のどこかに違和感があって、彼女は10分経っても30分経っても帰ろうとしません。ついに手塚の仕事が終わるまでになっても、まだ帰らないさちこ!どうした!でも、「どうかしたのか?」とかそういう突っ込んだことが聞けない手塚国光くんは、「……では、俺は先に」「うん、じゃあね」と、珍しく彼女より先に生徒会室を後にすることになります。でも、廊下を歩いても昇降口まで来ても、なんだか違和感がどっか抜けない。ついに手塚は、元来た道を引き返します。扉の前で息を吐いて、思い切ってドアをあけると、中ではなんとさちこがひとり静かに泣いてて、ぎょっ!!!。もちろんさちこもぎょっ!!です。おとなしいけどものすごく根は負けず嫌いな子なので、たぶん泣いたりへこんだりするの見られるの、ちょう嫌いだと思うんだよね。 さちこはこの日たまたま何かいやなことが――進路のことでお母さんとけんかしたとか、どうにも疲れちゃっていろいろ整理がつかなくなっていたとか、そんな感じでもうなんだか生理的に涙が出ちゃったような状態で、なんでそれをよりによって手塚に見られちゃうかな!と内心すごいことになってると思います。手塚は客観的にはどうしたって完璧な人にしか見えないから、よけいに。それで顔をそらして、「なんでもないの!」と言いかけるさちこに、ガバー!!!!抱きしーめーてーしーまーいーそうさーていうか、もう抱きしめちゃった手塚です。甘酸っぱい!!ビバ少女マンガ!!目を白黒させてされるがままになってるさちこの体がまた細くてたよりなくて、たまらなくなった手塚はついに無意識にポロリと、「好きだ」って言っちゃうと思います。言ってから「…………はて?」みたいになりそう。だめお!!!(o゚Д゚)=O三★)゚◇゚)でも思わず言葉にしちゃってから、ああそうか、好きだったのか、とじわじわ認識していき、腑に落ちた手塚は、強いと思います。だからこんなに気になってたんだあ、って。手塚って、何か途方もないことをしでかしたときには、恥ずかしくなったり青ざめたりする前に開き直りそう。(さいあく)体を離して、すっごいポッカーン、としてるさちこに、おきあゆの声でもう1回、「好きなんだ、沼田」。さちこがようやく事態を飲み込み、赤面するまで10数分、たぶんいじらしいほど真顔でそのままです。 長かった!!!なにこれ小説!!?これはバトンじゃねえ、戦いだ!!! 5・お互いはお互いのどのようなところが好きですか? 手塚は上記の通り、さちこの自然体な優しさや気配りや、煩わしくも静かすぎることもない居心地のいい雰囲気がたまらん愛しいと思ってるかと!タマランヌ!!そしてさちこは手塚の、揺るがない強さだったり厳しさだったり責任感の強さだったり精悍さだったり、あと置鮎の声だったり(笑)にグラグラドキュン★です。てゆか手塚にときめかねーおなごはいないよ!!! 6・二股や浮気が発覚した時の反応は? このふたりが浮気とかしたら世界が滅びるよね。 7・このふたりが別れるような事はありますか? ない!!ただ喧嘩をすると質の悪いカップルだなとは思います。だってなんか思っても言わないんだよこのひとたち、8割も!喧嘩になるとその場が凍てついたブリザードの吹き荒れる空間になりそう。お互い一切無言。目も合わせない。加えてふたりとも頑固ちゃんズですからまた長引くぜー。大石の胃の腑が心配。でもたぶん仲直りはものすごい些細なアレだと思います。テレビとか見てて、なんとなくつけてたドキュメンタリー番組に二人して見入っちゃって、音量を大きくしようとリモコンに手を伸ばしたら、タイミングが一緒だったとかね。それでなんとなく目を見て、ちょっと黙ったあと、結局手塚が音を大きくして、「こっちのほうがよく見えるぞ」とか言って自分の隣を空けて、さちこはしばらく迷ったあと、黙ってそこに座る、的な。番組終わることにはふたりとも喧嘩してたことさえ忘れてる。 8・相手に想いを伝えるとしたらなんといいますか? 手塚はいつでも直球ドストレートだと思います。「好きだ。」「付き合ってほしい。」「結婚してほしい。」「娘さんを僕にください!」「幸せになろう。」潔くスパスパ何でも言う。困ったりまごついたりすることはあっても、照れるとか一切なさそう。初夜を迎えた朝くらいじゃないの、照れるの。 9・それに対しての返答は? これ難しいな!(笑)さちこはクールブルーですが、一度照れるとそうとう引きずって少女マンガみたいなあれになるので、さんざんテンパッて赤くなった末に、「ちょ、ちょっと待って、考えるから!」って言うと思います。彼女が煮詰まったときの常套句。それに対しても手塚は「わかった、待とう。どれくらいだ?」とかサラッと切り返してきて、さちこをわりと本気でイラッとさせてたらいいです。読めよ空気!!! 10・このバトンをまわすひと3人 じゃーさちこにキラーパス^^ひらこば×さちこ自分で書いて^^ おそまつさまでした!!!長かった あとがきモチ子の大学の親友のさちこに頼まれて書いたもの。手塚を書くのがすきだということに気付いたころ。 |